Vacuum

vacuum
Vacuumは、対訳表示されているテキストを訳文のみ、あるいは原文のみに変換する処理を指します。ツールバーの「vacuum」ボタンをクリックするか、一括置換メニューの「Vacuumの実行」メニューをクリックすると、「原文を削除し、DBに保存する」、「原文を削除する」、「訳文を削除する」という3つの選択肢が表示されます。

  1. 原文を削除し、DBに保存する
    原文と訳文を対訳データとしてデータベースに保存し、テキストから原文を削除して訳文のみを表示します。データベースには、原文、訳文、ファイルのパス、現在の日時、が保存されます。また、テキストの原文部分に挿入された((置換前|置換後))形式の埋め込みデータが抽出され、Ghost用に選択された用語集に自動登録されます(埋め込みデータそのものは「置換前」のみに変換されるため、原文はプレーンな状態でDBに登録されます)。
  2. 原文を削除する
    原文を削除し、訳文のみにします。上記のDB保存や用語集の処理は行いません。
  3. 訳文を削除する
    訳文を削除し、原文だけの状態に戻します。

なお、いずれの場合も元のファイルに対する処理は行わず、新しいタブを作成して処理後のテキストを表示します。
Vacuumは、対訳データベースの作成、一括置換用の用語集の作成、訳文の整形を1クリックで実現します。

Vacuum時に抽出される埋め込みデータは、Ghost処理用として設定されている用語集に登録されます。Ghost処理用の用語集を切り替える場合は、一括置換用コマンドバーの「設定」ボタンから設定を行います。